【韓国与党】共に民主党議員ら、イランを攻撃した米国を批判「正当性がない。ルビコン川を渡ってしまった」

【韓国与党】共に民主党議員ら、イランを攻撃した米国を批判「正当性がない。ルビコン川を渡ってしまった」

【韓国与党】共に民主党議員ら、イランを攻撃した米国を批判「正当性がない。ルビコン川を渡ってしまった」

1: ばーど ★ 2025/06/24(火) 18:04:44.15 ID:z9TJ9Wh9
韓国の進歩(革新)系与党「共に民主党」は、李在明(イ・ジェミョン)大統領のNATO(北大西洋条約機構)首脳会議不参加について「良い決定」だとする立場を23日に打ち出した。野党側から「不参加が招くであろう外交的波紋を直視すべき」という批判が出る中、民主党はイランの核製造施設を直接打撃した米国を批判し、大統領室の決定を積極的に擁護している。

 民主党の朴智元(パク・チウォン)議員は23日、BBSラジオの番組に出演し、李大統領のNATO首脳会議不参加について「悪影響はないだろう」とし「現在、中東の事態が緊迫したものになっているので、直接的な軍事同盟であるNATOと違ってわれわれがやるべきことは限られているから、行く必要はないと判断したのだろう」と語った。朴洙賢(パク・スヒョン)議員もCBSラジオの番組に出演して「よかったと思う」と述べた。韓国国会国防委員会に所属する朴善源(パク・ソンウォン)議員は22日、フェイスブックに「新たな中東戦争の渦に巻き込まれる必要は全くない。李大統領は北東アジアや南北間の軍事緊張緩和に集中するのがよい」「極めて至当で、良い決定」と書き込んだ。同日、国防委の秋美愛(チュ・ミエ)議員も「米国がルビコン川を渡ってしまった」「米国を攻撃していないイランを直接攻撃したことは正当性がない、国際法上受け入れられない予防攻撃」と主張した。

 党代表選挙に出馬する鄭清来(チョン・チョンレ)、朴賛大(パク・チャンデ)議員も同じ意見を出した。鄭清来議員はフェイスブックに「どれほど高価な平和も、安っぽい戦争よりはまし。米国の戦争に反対する。戦争防止のための対話に乗り出すべき」と書き込んだ。朴賛大議員も「中東発の安全保障危機。党・政・大(民主党・政府・大統領室)が一つになって緊密に対応したい」「党と国会も関連の政調委・常任委などを開いて速やかに対処すべきだろう」と述べた。

 民主党指導部は「政府の立場を支持する」とコメントした。この日、金鉉正(キム・ヒョンジョン)院内スポークスマンは取材陣に対して「(一部の議員が個人的な意見を述べたが)わが党の立場としては、外交のような場合、デリケートなので政府の立場を確認して軌を同じくするのがわれわれのスタンス」だとした。民主党は24日午後3時に国会で党・政「緊急安保点検会議」を行う。一方、保守系の野党「国民の力」は「外交的失策」だと批判した。韓東勲(ハン・ドンフン)元代表は「NATO首脳会議不参加は李在明政権の外交政策を、いわゆる対米自主派が主導するという公の宣言のようだ」と述べた。

シン・ジイン記者

朝鮮日報日本語版 2025/06/24 13:45
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/06/24/2025062480005.html


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