【Money1】 中共は急速に過疎っている。40年間「1日に100村」消滅してきた
【Money1】 中共は急速に過疎っている。40年間「1日に100村」消滅してきた
【Money1】 中共は急速に過疎っている。40年間「1日に100村」消滅してきた
Money1でも先に、中国内において「本当に14億人いるのか?」という疑惑がある――ことをご紹介しましたが、最近その疑惑がさらに高まっています。
新年を迎え、2025年の春節には、「大都市でも田舎でも人がいない」という動画が上がり、「みんなどこに行ったのか?」と非常に不気味な投稿がSNSに飛び交いました。
本当に14億人いるのかと、その実数について多くの意見、またメディアの記事も上がりました。
実数はやはり中国当局「統計局」にしか分かりませんが、中国当局も分からなくなっているのかもしれません。
このような背景があり、ここにきて「無人村を見つけた」「無人村が異常なほど増加している」という動画が上がるようになっています。
最近はスマホという便利な道具があるので、旅行をしていて、たまたま無人村を見つけた――といった動画がすぐSNSに上げることができます。
それら動画の中には家具などはそっくりそのまま残り(TVモニターが無傷で残っている)、最近まで人が暮らしていたかのようなのに、人がそっくりない――といった村が捉えられています。
例えば、以下はSNSから集めた動画を紹介する『』チャンネルの「中国に広がる“無人村”の謎 消えた人口の行方は?」という動画です。
https://youtu.be/ZzzHYT0Y1iE
さすがに「温かいコーヒーまで残っていた。まるでさっきまでソコにいたかのように」といったマリー・セレスト号事件※ほどではありませんが、衣服や家具が整然と残っているというのは不気味です。
※念のために付記しますが、いわゆる「マリー・セレスト号」事件は非常に誇張されて流布されています。
中国の実際の人口は当局がウソをいっていると思われますので、中国共産党がなくならない限り「本当のところ」は分かりません。
では無人村の方は?
・中国は急速に過疎ってきた!
実は『CCTV』が2025年02月24日にヒントとなるデータを報じています。
1985年から現在までの40年間で、中国の自然村の数は約150万村減少し、行政村も約50万村減少した――というのです。
「自然村」と「行政村」、この2つは「自然発生的にできた集落」か「行政単位として認定された村」かの違いで、行政区画とは必ずしも一致しません。ひとつの「行政村」が複数の「自然村」を管轄していることが多い――のです。
村の区別はともかく、この『CCTV』の報道が確かなら、1日平均102の自然村が消滅したことになります。これは驚くべき数字です。
複数の自然村を一つの行政村か管理しているという現実を鑑みて、行政村で計算しても1日平均で34の村が消えていることになるのです。
人口が14億人以上いるという主張はさておくとしても、集落が猛スピードで減少していることは確かなのです。
中国は過疎化が進んでいるともいえるわけで、実際、中国の地方政府は「村の撤廃と統合」を進めています。
例えば浙江省では、4万7,000の自然村を2万1,000の中心村に統合し、山東省では「2つの区をひとつにする」式に村を合併しようとしています。
また、中国住宅建設部の統計によると、全国の農村住宅の空き家率はすでに30%を超え、山間部では70%に達する地域もある――とのこと。
――というわけで、中国を旅していて無人村があっても驚きではないのです。
(吉田ハンチング@dcp)
2025.05.07
https://money1.jp/archives/147895