急速に衰退するニコニコ動画:動画削除とユーザー離れの真実。全盛期から半減

急速に衰退するニコニコ動画:動画削除とユーザー離れの真実。全盛期から半減

KADOKAWA > ドワンゴ > ニコニコ動画 ニコニコ動画ニコニコどうが)は、日本の動画共有サービス。ドワンゴによって運営されている。2006年にサービス開始。ニコニコ生放送やニコニコ静画などのサービスも展開したが、2012年5月1日にそれらのサービスとニコニコ動画は、動画
402キロバイト (43,864 語) – 2025年2月5日 (水) 14:50

(出典 ニコニコ公式チャンネル / niconico – YouTube)
ニコニコ動画のユーザー数が全盛期から半減したことは、過疎化の一因です。かつては多くのクリエイターが集まり、活発なコミュニティが形成されていましたが、今ではその活気が失われつつあります。動画の削除も多く、ユーザーの投稿意欲が低下しているのが現状です。この状況を打破するためには、新たな企画や魅力的なコンテンツの提供が必要です。

1 征夷大将軍 ★ :2025/02/05(水) 16:13:26.02 ID:3BFfqUBy9

過疎化が深刻といわれる「ニコニコ動画」の現在地 ユーザー数は全盛期から半減、最近も1日で5万本以上の動画削除…かつてのニコ厨も「仕方がない」と諦めの境地
https://www.moneypost.jp/1237164
2025.02.05 15:00
マネーポストWEB

 今では老舗動画サイトという位置づけになっているニコニコ動画(以下ニコ動)。かねてよりユーザーの過疎化が指摘されることも多かったが、最近そこに追い打ちをかけるような“事件”も起こった。

 今年1月19日、1日で5万3998本の動画が一気に削除され、総再生数も9億229万1730減少したのだ。今回削除された動画は、下着が映っている動画や際どいコスプレをしたキャラクターが踊っているなど性的なニュアンスを含むものが多いようだが、利用者からは、「今までこんなことはなかったのに」と戸惑いが続出している。

 2006年にサービスインしたニコ動。ニコ動から社会現象となった動画は多く、直近では2024年夏にマクドナルドが2006年の東方Projectのアレンジ楽曲を題材にコラボを果たすと、懐かしがるかつてのニコ動ファンの声が殺到した。他にもニコ動発のミームは多く、ニコ動の影響を受けた動画は数多くある。

 ただし運営元ドワンゴの親会社であるKADOKAWAグループの決算説明資料によると、有料のプレミアム会員数がピークだったのは2016年9月末時点の256万人。それが2025年3月期第2四半期決算資料では108万人と大幅に落ち込んでいる。

 有料のみならず、無料会員の落ち込みも激しい。2000年代、動画サイトと言えばニコ動とも言われたが、2010年代前半頃になると、YouTubeの台頭や運営方針の変更等により、ユーザーが減少。全盛期の年のアクティブユーザー数868万人から、2024年には455万人とほぼ半減しているのだ。

 それでもアンダーグラウンドな雰囲気や、YouTubeでは見ることができない創作系の動画などが多数あり、それらを楽しむ人たちは少なからずいたが、今回の大量削除を受け、動揺が広がっている。

クリエイターみたいな人が沢山いた
 ニコ動が中高時代の全てだった言うほど、のめり込んでいた神奈川県在住のYさん(20代男性)に話を聞いた。今のニコ動の過疎化は、「仕方ない」と悲しむ。

「15年前はクリエイターみたいな人がニコ動には沢山いて、他サイトで見ることができない動画を楽しみに、暇さえあれば見ていました。ふざけた動画にコメントが流れて、それを楽しむのも他のサイトにはない魅力です。ニコ動発祥の文化やミームも数えきれないくらい生まれたと思っています。ただ、ある時からプレミアム会員の押し付けが増え『だったらYouTubeでいいや』と見る機会がなっていきました」(Yさん)

 Yさんは「規制は必要だった」というが、それがニコ動離れを加速させたと分析する。

「著作権を無視した違法な動画やMAD、様子のおかしい生配信がほぼ放置されていた面もある。それが社会に許容されなくなったんです。例えば、公園でボール遊びが禁止になって、次は大声が禁止……、こうなると誰も遊ばなくなり、他へ移動します。ニコ動も同じで、人が離れるのはしょうがないです」(前同)

 東京都在住のSさん(30代男性)もニコ動ファンで、「昔は、“ニコ厨”(ニコニコ動画中毒者)と言われていた」と振り返る。

「ニコ動よりもYouTubeの方が無法地帯だった時代があって、そのあたりからニコ動を観ることが少なくなった覚えがあります。ただ一度は離れましたが、弾幕シューティングゲームが流行したあたりで、二次創作を目当てにニコ動へ戻りました。今思えばクリエイターたちの“遊び”が見たかったんです。こうしたクリエイターがTwitter(現X)やYouTubeに移って、ユーザーたちもその人たちと共に別のプラットフォームに移動したのでは。

 ニコ動が廃れるのは悲しいですが、当時画期的だった動画サイトってだけで、そこからあまり改良も加えられず、今でもUIの使いにくさは変わっていませんね。アップデートされて続けているYouTubeに流れるのは当然だと思います」(Sさん)

 新しいコンテンツを多数生み出してきたニコ動。ユーザー離れが加速するなかで、どのような生き残り策を模索するのか。

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