『ふてほど』流行語大賞受賞!平均世帯視聴率7・4%も浸透した背景は

『ふてほど』流行語大賞受賞!平均世帯視聴率7・4%も浸透した背景は

から50が候補としてノミネートされ、その中から新語・流行語大賞選考委員会(選考委員7名)によってトップテンと年間大賞が選定される。 創始当初は、新語部門と流行語部門に分かれ、それぞれ金賞を筆頭として各賞が選ばれていたが、8回目の1991年(平成3年)からは年間大賞
128キロバイト (11,306 語) – 2024年12月3日 (火) 06:04

(出典 news.biglobe.ne.jp)
流行語大賞に輝いた「ふてほど」は、ただの流行語でなく、視聴者の心をつかむ力を持った言葉です。この言葉がどのようにして浸透し、TBS製作陣がどのような戦略で視聴率を7.4%も獲得したのか、その裏側を考察してみる価値があります。テレビ番組制作の新しい潮流を感じますね。

1 ネギうどん ★ :2024/12/03(火) 11:54:32.26 ID:is5541oE9

 年末恒例の「2024ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)が2日に発表され、俳優の阿部サダヲ(54)主演で今年1月期に旋風を巻き起こしたTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」の略称「ふてほど」が年間大賞に選ばれた。阿部や磯山晶プロデューサーら当事者は「言ったことがない」と話す「ふてほど」という略称が、流行語大賞に選ばれるほど浸透した背景は、制作陣の“戦略”にあった。

 ドラマ関連ワードが大賞に選ばれるのは、2013年に大賞に輝いたTBS日曜劇場「半沢直樹」の名ゼリフ「倍返し」とNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の「じぇじぇじぇ」以来、11年ぶりとなった。

 授賞式に登壇した阿部は、「正直、“ふてほど”って自分たちで言った事は一度もないんですけど(笑い)」と明かし、会場の笑いを誘ったが「ドラマ全体が評価されたということ。ありがとうございます」と喜びいっぱいに語った。

 阿部によると、当事者や俳優仲間の間でも「ふてほど」という言葉は浸透していなかったという。「ふてほど以外の略し方はあったのか」という質問に対しても「特になかったですね。『不適切…』と言っていました」と明かした。

 だが、ドラマの中でも『ドラマのタイトルを四文字に略せると当たる』というワンシーンがあったように、局側は“ヒットさせる戦略”として「四文字略し」を意識していた…という背景がある。このワンシーンを念頭に、阿部は「制作の方や、宣伝の方が考えたのだと思いますね」と、宣伝部の戦略に思いを馳せた。

 同作の全10話の期間平均世帯視聴率は7・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。この数字だけを見れば、ヒット作とは呼べないかもしれないが、配信全盛となった今、リアルタイムの世帯視聴率は指標の一つに過ぎず、数字以上にお茶の間に浸透していた。

 視聴者に“愛されるにもほどがある!”だった今作。その要因は、脚本&キャスト・スタッフの総力はもちろん、「発明」と言っても過言ではない“お断りテロップ”、昭和と令和それぞれに善し悪しはあるものの、令和における生きづらさ“モヤモヤ感”を巧みにすくい取った時代感覚、日本の昔話をメタファーにした「Creepy Nuts」の主題歌「二度寝」など、枚挙にいとまがない。

 さらに、今や「今年のブレーク女優」ランキングの常連となり、お茶の間に浸透した女優・河合優実の地上波連続ドラマ初レギュラー作としても話題に。平成生まれながら、主人公の一人娘で昭和のスケバン役に完全変貌を遂げ、「令和の百恵ちゃん」と大反響。お茶の間の知名度を一気に高め、その後地上波初主演、主演映画、声優初挑戦とスターダムを駆け上がった。

 「ふてほど」は、宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けたヒュー*メディー。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎(阿部サダヲ)。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与えていた。

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/12/02/kiji/20241202s00041000214000c.html

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