【韓国】「入って投票しろ」「堂々としているならなぜ逃げる」…国会は修羅場と化す

7日午後5時40分ごろ、国会本会議場入口のローテンダーホール。「国民の力」の議員らが尹錫悦大統領に対する弾劾否決方針によって国会本会議場を去ると、「共に民主党」の党役員などがこれらに向かって大声を上げた。

国会はこの日午後5時ごろ、本会議を開いて最初の案件として尹錫悦大統領の配偶者キム・ゴンヒ(金建希)夫人の株価操作事件などの真相究明のための特別検事任命などに関する法律案再議の件を上程して表決した。金建希特検法は賛成198票、反対102票で3度目に否決された。

続いて、2番目の案件である尹錫悦大統領の弾劾訴追案の表決が行われる予定だったが、「国民の力」の議員らが本会議場を離れた。「国民の力」はこの日、金建希特検法と大統領弾劾案に対していずれも否決を党論として立てていたためだ。「国民の力」の議員のうち、尹錫悦大統領弾劾案の投票のために本会議場に残った議員は、アン・チョルス議員とキム・イェジ議員の2人だけだった。

これについて、会議場外で待機していた野党の党役員らは「国民の力」の議員らに向かって、「投票しろ」、「尹錫悦を弾劾せよ」、「堂々としているならなぜ逃げる」、「反逆者」などと叫んだ。

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