【社会】洋楽離れとは?YouTube再生回数が示す真実とは?

【社会】洋楽離れとは?YouTube再生回数が示す真実とは?

洋楽(ようがく)とは、西洋音楽の短縮形として生まれた言葉。大きく以下の4つの意味がある。 邦楽(日本の音楽)の対義語で、いわゆる西洋音楽を指す。クラシック音楽、ジャズなどをさす。 邦楽の対義語で、日本国内以外の外国で生産される音楽全てのことをさす。 邦楽の対義語で、日本国内以外の外国で近代以降に生産…
2キロバイト (283 語) – 2024年2月1日 (木) 08:23

(出典 日本人の洋楽離れの原因は? | 文化放送)
洋楽と邦楽の動向を分析したこの記事は、音楽ファンにとって非常に貴重な情報源です。特に、YouTubeのデータを基にしたトレンドの考察は、時代の流れを感じさせてくれます。現在の音楽シーンを理解するためには、こうしたデータ分析がかかせません。

1 征夷大将軍 ★ :2024/09/17(火) 18:46:16.81 ID:jG5e8VBE9

OTONA LIFE2024/09/17 12:00
https://otona-life.com/video/243388/

2024年8月~9月にかけてはOasisの再結成や、新メンバーを加えたLINKIN PARKの活動再開など「洋楽」に明るい話題が目立ちます。一方で、国内の若者の間では「洋楽離れ」が進んでいるとも言われています。確かにK-POPの楽曲が国内のチャートを席巻する様子は目立ちます。しかし昨今、アメリカやイギリスのアーティストの楽曲がチャート上位に進出するケースは極めて稀ではないでしょうか。

そこで今回はYouTubeの再生回数チャートから「本当に国内で洋楽離れが起こっているのかどうか」「洋楽離れの現象は国内だけで起きているものか」を考察してみました。

国内の人気楽曲を集計したチャートには「Billboard」「Spotify Charts」など様々なものがありますが、今回はYouTubeの再生回数チャートを読み解いていきます。例として、2024年8月30日から9月5日の間にYouTube(国内)で人気の高かった楽曲を見てみましょう。

TOP10までの詳細は後ほどご紹介しますが、まずTOP3は以下の通り。

【1】こっちのけんと「はいよろこんで」
【2】Mrs. GREEN APPLE「ライラック」
【3】Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」

8月末~9月頭の時期は、イギリスのロックバンド・Oasisの再結成などが話題になっていました。しかし、TOP30どころかTOP100にもOasisを含む洋楽アーティストはランクインしていません。ちなみに冒頭で名前を挙げたLINKIN PARKも同様です。

なお日本以外のアーティストでは、やはりK-POPアーティストの躍進が目立ちます。

たとえば4位に韓国のアイドルグループ・LE SSERAFIM「CRAZY」がランクイン。また23位に同じく韓国のアイドルグループ・aespaの「Supernova」、30位にこちらも韓国のアイドルグループ・ILLITの「Magnetic」がランクインしています。

つまり「洋楽離れ」は起きているが、「K-POP離れが起きているわけではないし、外国語の曲自体が聴かれなくなったわけでもない」と言えそうです。

8月30日~9月5日のYouTubeチャートは国内・海外でどう違う?
参考までに同じく8月30日~9月5日のYouTubeのチャートを、国別で見ていきましょう。

・英国
・韓国
・日本
のチャートを比較すると「アジア圏の国ではアジアのアーティストがランクインし、英語圏では英語圏のアーティストがランクインしている」傾向が見えてきます。

英国の8月30日~9月5日のYouTubeのチャートTOP10は以下の通りです。

【1】サブリナ・カーペンター「Taste」
【2】Benson Boone「Beautiful Things」
【3】イン・シンク「Bye Bye Bye」
【4】テディ・スウィムズ「Lose Control (Live)」
【5】シャブージー「A Bar Song (Tipsy)」
【6】サブリナ・カーペンター「Espresso」
【7】チェイス・アンド・ステイタス「BACKBONE」
【8】BL3SS & CamrinWatsin「Kisses (feat. bbyclose)」
【9】Myles Smith「Stargazing」
【10】サブリナ・カーペンター「Please Please Please」

2024年前半に世界的ヒットとなり、2024年9月現在も国内チャートでは上位のCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」がランクインしていないのが、国内の音楽リスナーにとってはやや驚きの点かもしれません。なお日本のアーティストだけでなく、韓国のアーティストもTOP10にはランクインしていません。

(中略)
国内で「洋楽離れ」が進んでいることは間違いないありませんが、韓国のチャートでもアメリカやイギリスのアーティストが上位進出しているわけではないようです。

また、たとえばインドネシアのチャートでもLady Gaga & ブルーノ・マーズの「Die With A Smile」が上位にランクインしているものの、それ以外はインドネシア国内の人気アーティストが上位。

つまり「アジアではアジアの音楽が聴かれ、英語圏では英語圏の音楽が聴かれている」のが現状と言えるのではないでしょうか。これまで「音楽」の発信は欧米やラテンが中心でしたが、そうした文化圏に次ぐか、追いこす勢いでアジアも「音楽の文化圏」になりつつあるのかもしれません。

良い見方をすると、アジアの国々は音楽を「輸入」する必要がないほど文化が成熟したと言えるでしょう。一方でザ・ビートルズやマイケル・ジャクソンの楽曲のような世界的ヒットは明らかに生まれにくくなっているとも言え、同じ音楽を世界中の人が楽しむ光景は段々と見られなくなっていくのかもしれません。

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